ご報告
久しぶりのブログ更新です。
実はここ最近、悩んでいました。
1人の保護者の方に『学び合い』の意図を理解していただけなかったのです。
校長先生をはじめとする、周りの先生方は「あなたは子どもの将来を見据えて授業をしている。やり方を変える必要はない。」と背中を押してくださいました。もちろん私自身も、子ども達が大人になってからの人生まで考えて授業をしているつもりでした。
ただ、私の考え、『』の考え方をお伝えしても、分かっていただけませんでした。
次第にその保護者の子どもの、顔つきや私に対する態度も、反抗的なものに変わっていきました。
そこで、これ以上は子ども達の為にならないと判断し、無念ではありますが一時『学び合い』から離れることを決意しました。
信じているもの、これから一生懸命勉強していこうと思っていたものから離れなければならないのは辛いです。
「私の初めの語りがいけなかったのか」「もう少ししっかり保護者に説明してから始めるべきだったか」「少しずつ取り組んだつもりではいたけれども、もっと少しずつ取り組めばよかったのか」と自分の力不足を後悔をしました。
このブログも辞めてしまおうかと思いました。
ただ、これもきっと成長するチャンス。新しい視点を得られる機会だと思って努力していこうと思います。
アドラーの思想を思い出し、冷静になると、『』を認めたくないという気持ちも分かる。受験も控えた大切な子どもが、今までとは全く違う授業を受ける。不安になって当然です。
課題の分離。分かってもらうことを強制はできません。
授業で『』を封印し、その子の笑顔も戻ってきました。
授業としての『』からは離れますが、『』の考えは常に持ち続けていきたいです。